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磨墨太鼓 |
2013.2 |
磨墨太鼓保存会(するすみたいこほぞんかい)
<郡上市明宝>
「磨墨するすみ」とは今をさかのぼること約800年、源氏の頭領・源頼朝みなもとのよりともに仕えた軍馬の名で、平家物語「宇治川うじかわの合戦」にも登場します。この磨墨は明宝・気良けらの里で生まれたと言い伝えられており、黒く精悍せいかんな容姿と、天馬の申し子かと言われる程活発に野山を駆け回るその様が都に伝わり頼朝に所望され軍馬となったと伝えられています。郡上おどり「春駒はるこま」でも ♪郡上は馬どこ あの磨墨の 名馬出したも気良の里・・・ という一節により歌い継がれています。
【宇治川の合戦】
1184年1月 京都・宇治川をはさんで起こった、源義経みなもとのよしつね対木曽義仲きそよしなか、源氏同士の争
い。磨墨は義経軍の梶原源太景季かじわらげんたかげすえを乗せ、同軍の、共に名馬の名を競い合っていた
佐々木四郎高綱ささきしろうたかつなを乗せた“いけづき”と、激流渦巻く宇治川を見事に渡りきり、戦の勝利に貢献
した。
磨墨は幾多の戦いで活躍し、名馬としてその名を天下に響かせました。磨墨太鼓保存会は、郷土の誇り名馬「磨墨」の栄誉を讃え、末永く後世に語り継ぐため、また地域おこしの一環として昭和62年に結成致しました。そして平成24年で結成25年を迎えました。
現在は小学生4年生から大人まで約40名が活発に活動を続けております。当会の特徴は家族や兄弟で加入している会員が多いということもその一つ。会員間のコミュニケーションの良さ、仲の良さは大いに自慢できる部分であります。
また、高校生以下のジュニアチームは、平成14年から5年連続して太鼓の甲子園とも言える「日本太鼓ジュニアコンクール」に岐阜県代表として出場し、うち特別賞を2度受賞致しました。
小学生の頃に太鼓を始めた会員も今は成人し活躍しています。進学・就職で明宝を出たものの、太鼓の楽しさが忘れられず帰郷の度に練習に参加する会員もいます。“楽しく・厳しく”をモットーに、聞く人の心に響き、そして自分自身が満足し楽しめる太鼓演奏を目指し、奥の深い和太鼓の世界に日々挑戦しています。
磨墨太鼓保存会の活動内容 (平成24年度)
◆ 練習
磨墨太鼓保存会・・・週2回 保存会(一般・高校生以下) 、週2回 保存会(女性)
少年磨墨太鼓 ・・・週1回
明宝中学校 ・・・10月〜11月 延べ10時間
◆曲目
主に、山河(さんが)、あかつき、かわさき、天馬(てんま)、響(ひびき)、鼓舞(こぶ)、 もちつき太鼓など
◆活動内容
少年磨墨太鼓 指導 明宝中学1年生 太鼓指導
・地元イベントへの出演 (生涯学習発表会、磨墨生誕まつり、めいほう高原秋まつりなど)
・中学校文化祭
・結婚披露宴
・各種会合のアトラクション
◆目標、目指すところ
常に新しい事にチャレンジし、また明宝の伝統芸能を守り続けていかなければいけない。
磨墨太鼓保存会は、会員を募集しております。太鼓に興味がある方や叩いてみたい方、是非一緒に太鼓を叩いてみませんか?年齢は問いません。お待ちしております。
◆ これまでの主な出演 |
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昭和63年
平成元年
〃
〃
平成2年
平成5年
平成7年
平成8年
平成9年
平成11年
平成12年
平成14年
平成15年
平成16年
平成17年
平成18年
平成19年
平成20年
平成22年
平成23年
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岐阜中部未来博
第4回 国民文化祭さいたま’89 開会式
名古屋デザイン博覧会
平成天皇即位祝賀パレード
花と緑の博覧会
日本太鼓フェスティバル’93
花フェスタ’95ぎふ
第20回全日本太鼓フェスティバル
加藤登紀子コンサート
第14回 国民文化祭ぎふ’99 開会式
大阪・御堂筋パレード参加
第4回日本太鼓ジュニアコンクール出場
第5回日本太鼓ジュニアコンクール出場(特別賞受賞)
第6回日本太鼓ジュニアコンクール出場
郡上市誕生 式典
第7回日本太鼓ジュニアコンクール出場(特別賞受賞)
愛・地球博「岐阜県の日」
第8回日本太鼓ジュニアコンクール出場
郡上市民病院 竣工式
郡上エコロジーセンター記念式典/郡上自動車整備組合総会
嵐会 石碑除幕式/中濃地区 動物愛護フェスティバル
JAめぐみの 役職員大会
郡上市明るい社会つくり推進協議会設立総会
八幡仏教会/郡上八幡城もみじまつり
第11回日本太鼓ジュニアコンクール出場
全国グリーン・ツーリズムネットワーク岐阜大会
岐阜県次世代エネルギーインフラ中山間地モデル公開式
FC岐阜×コンサドーレ札幌
B級グルメの祭典 B1グランプリ/兵庫県 |
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